NPO法人 西区ホタルの会は、北海道の自然が好きです。

生息条件

自然界でホタルが生息するには、厳しい自然環境の中で、いくつもの障害を乗り越えていかなければなりません。
汚染されていない水質、巻貝などの幼虫のエサ、幼虫の上陸できる土壌、成虫の飛翔できる空間、人口光の届かない暗さ、これらの条件が揃って初めてホタルが生息できるのです。

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ホタルは・・・

一般的に『ホタルはきれいな川でないと住めないのでは？』と、よく聞かれます。
そんなことはありません。ホタルにも種類があるのです。
北海道に生息しているのはヘイケボタルという種類のホタルで、主に湿地に生息しています。
人々が稲作を始め、川から用水路で水を引き、水田を作りました。
この環境がヘイケボタルに適し、この地でも多く目に触れるようになりました。

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私たちの活動

札幌の西野、福井、平和地区もかつては稲作が盛んに行われており、あちこちでヘイケボタルを目にすることができましたが、最近では、湿地の埋め立て等により、だんだんとホタルも姿を見せなくなっていきました。
私たちは、いま、わずかに残っている地元の生息地とホタルを守り、育てるべく活動をしています。
ここで紹介しているのはヘイケボタルに限定しています。
その飼育の実際や、興味深い生態や習性について紹介いたします。
ここを通じて、どのように飼育すればいいのかなどの参考にしていただければと思います。

広大な北海道の自然の宝物を、これ以上失うことなく、次代の人々に引き継ぐ必要性を感じていただけることを、願っています。

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